★ダイジェスト★
化身忍法を編み出した嵐 鬼十は、その虎の巻を盗んだ血車党に挑むが、奮戦空しく倒れる。
その息子であるハヤテは父のかたきを討つため、自らも化身忍法を操り、
『変身忍者嵐』に変身し次々と血車党の忍者達を倒していく…。
しかし、最後に血車党の首領と対峙したハヤテは衝撃の事実を目の当たりにして愕然とする。
【緋鳥記】
★入手状況(2003年12月現在)★
朝日ソノラマ サンコミックス&サンワイドコミックス版ですが、
流通量が少ないので探すのは難しいです。
程度によりますが、全巻そろいで2,500円〜10,000円くらいが相場のようです。
【緋鳥記】
★ここがオススメ!!★
『佐武と市捕物控』を経由して入ってきたリアルな劇画調のクールな画風が最高にカッコいいです。
ストーリーも一切の甘さを廃し、超ハードボイルドですね。
余りに非情に敵を斬っていく様はハヤテをアウトローにさえ見せてしまいます。
「ハヤテ」illustrated by 緋鳥
『変身忍者嵐』、『スカルマン』、『仮面ライダー』の初期、『ロボット刑事』等に共通して流れる
「切ないハードボイルドさ」に魅了されている方も多いと思いますね。
『変身忍者嵐』は「少年マガジン版」と「月刊希望の友版」の2つのバージョンがあり、
単行本化の際、前者を『変身忍者嵐』後者を『新・変身忍者嵐』と区別するようになったようです。
(両者は全く別個の作品です)
本レビューでお薦めするのは、より高年齢層向けの「少年マガジン版」です。
【緋鳥記:評価★★★★★】
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