完結編を待ちつつ読みたい石ノ森萬画【完結編準備編】



『時間局員R:神話の巻』
★★
(1966〜67年 中一時代)
虫プロ商事(株) 虫コミックス『Sπ』1968年初版


★ダイジェスト★

西暦2567年… 時間管理局本部に宇宙船らしきものが落下し、壊滅的打撃を受けた。
その損害は物理的なものに留まらず、時代的な混沌をも呼び起していた。

そんな中、時間局員Rは原始時代の風景の中にいて、
「悪魔」が原始人達をなぶり殺しにしている現場を目の当たりにした。

本来、時間局員は歴史に介入しないのが建前だが、レイガンで原始人の少女を救出。
しかしながら多勢に無勢で洞穴に追い詰められてしまう…が、追撃はない。

外へ出ると空飛ぶケンタウロス風の人たちが「悪魔」を蹴散らしていた。
そしてUFOの編隊が現れ、中から「天使」と「神」が出現した!!

【緋鳥記】

   



★入手状況(2003年12月現在)★

虫プロ商事(株) 虫コミックス『Sπ』1968年初版
古本屋さんにあれば1,000〜2,500円位です。

【緋鳥記】

                   


★ここがオススメ!!★

(警告!!以後ネタバレしますのでご注意ください!!)

ある星間戦争の「捕虜輸送宇宙船」が乗っ取られ、地球に落下。
「悪魔」のビジュアルが捕虜側の「異星人」、「ケンタウロス、天使、神様」の
ビジュアルが戦勝国側の「異星人」ということでした。

星間戦争のドタバタに人類が巻き込まれるという構図は『海底ピラミッド編』に
似ていますが、天使がUFOから降りてくる絵は正に『天使編』を彷彿とさせます。

【緋鳥記:評価★★☆☆☆】


 illustrated by 緋鳥
左:主人公の「R」
右:敵キャラのエスパー(タイムリーパー)「コムカタ」
「島村氏」に酷似したビジュアルを持っています。


 

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