★サイボーグたちの過去とは・・・★
徳間書店『アニメージュ6月号』(1979)より




『サイボーグ戦士 誰が為に闘う!
 ギルモア博士の語る彼等の秘密』




というわけで、お喋りなギルモア博士に語っていただきましょう!

まずはサイボーグ戦士一人一人の過去について。

一緒に掲載されているカットが、ちょっとゆる〜い感じなのもご愛嬌なのです。

レア設定もありますよん♪



009☆本名=島村ジョー


『国籍も名まえもわからぬ外国人を父に、日本人を母親にもつ。島村は母親の名字。1歳のときに死に別れるが、かたみの写真でかすかに母のおもかげを記憶している。混血のうえ、孤児ということで、子どものときからいじめぬかれたジョーは、悪事をおかして鑑別所へ。友人と脱走を計画したときB・Gにつかまった。』




母の写真があったってのは、初耳な設定!
しかも1歳まで育ててもらったってのは、最長記録なのでは? 良かったね〜〜〜、新ゼロジョー。
それにしても、「いじめぬかれた」って・・・(A^_^;)
003☆本名=フランソワーズ・アルヌール


『フランスの片田舎からプリマドンナを目指し、バレエ学校へ通うためパリへでる。特定のBFもつくらず、しっそに一人暮らしの下宿住まいをしていた。やさしい両親や空軍兵の兄の愛をいっぱいに受け、平凡だが幸せな生活だった。だが、その一人暮らしの気楽さにつけこまれ、B・Gに誘拐される。』




フランソワーズはパリジェンヌなのでは? なのに片田舎出身ってのが、なんだかな・・・。やはりここは旧ゼロ「両親は大戦で死んだ」設定を支持したい!!
BFがいなかったってのは、日本人向けのサービス?
001☆本名=イワン・ウイスキー


モスクワの外科医の息子として生まれる。人間の脳の機能を高める研究に没頭していた父親の手により、生後まもなく脳手術をうけ、頭脳を改造させられた。その手術によりイワンは、大人以上の頭脳をもつばかりでなく、超能力をもつエスパーとなった。B・Gへは父親ともどもつれてこられ、父はまだ化学者グループに加わっておる。




この「父はまだ・・・」ってのが、新ゼロでは大きな意味を持ってくるのよね〜。
ガモ父は外科医なんだ?
002☆本名=ジェット・リンク


『ニューヨークのウエストサイドにて、ジェットは不良グループのリーダーとして、盗みや他のグループとの闘争にあけくれる毎日をおくっていた。特にプエルトリコ系のシャーク団は、目の上のコブだった。ある日、ささいなことからはじまったいさかいに、ナイフで思わず相手のリーダーを刺し殺してしまう。不良から殺人犯へ。ただの不良ならともかく、殺人犯では警察もほおってはおかない。逃げ場を失ったジェットは、B・Gについていく以外に逃げ場はなかった。』




原作と同じ経過ですね。だけど、警察は盗みも放ってはおかないと思うわ〜。
リンゴ泥棒?
004☆本名=アルベルト・ハインリヒ


東ドイツのトラック運転手ハインリヒは、恋人ヒルダとともに西側脱出の機械をねらっていた。西側には自由がある。そこで二人は夫婦になるはずであった。そこへ舞い込んできたのが、サーカスのライオン運搬。彼はヒルダにライオンのぬいぐるみを着けさせ国境へ。だが、不運にも発覚し、警備兵の銃弾を全身に浴びてヒルダは死亡。ハインリヒも重傷を負う。こうして彼は、全身機械のサイボーグに。




これも原作のまま、ライオン設定が生かされてます。
出身に諸説あるハインリヒですが、ここでは東ドイツと断定されてますね。


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